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キャプティブ保険会社の話①

損保社員の仕事内容

みなさんキャプティブ保険会社って聞いたことあります。まぁ殆どの人が聞いたことないと思うんですけど。まぁ僕も詳しく仕組みを知っているわけではないんですけどね。

①キャプティブ保険会社とは

キャプティブ保険会社っていうのは、『親会社が掛けている保険の再保険を専門に引き受ける保険子会社』のことをいいます。例えば、A企業が某損保の企業総合賠償責任保険(通称CGL Comprehensive General Liability) に加入していたとします。A企業は某損保にお願いして、CGLの再保険をキャプティブ保険子会社に出してもらいます。その後、A企業はキャプティブ保険子会社が引き受けた再保険を、更に再保険に出します。

ややこしいですね。説明難しい。まぁ簡単に言うと、保険会社にまかせっきりではなく、自社でリスクを引き受けるということです。

通常、保険に加入すると後は保険会社にまかせっきりになってしまいます。契約者としては事故があれば保険金をもらえますが、それ以上の情報は入りません。たとえば①どういう損害査定をして、どうしてこの保険金になったのか。 ②保険料は適正な水準なのか。もしかしたら保険会社にぼったくられているんじゃないのか。 こういった情報が、保険会社にまかせっきりだとわからないんですよ。キャプティブ子会社を持つことによって、再保険を受けるため、このような情報が入ってくるようになります。また、一部のリスクを所有する(キャプティブ保険会社から再保険に出さない)ことによって、保険料も安くなります。

日本でキャプティブ保険子会社を持っているのはそう多くないですが、有名なのはソニーですね。あと商船三井や日本郵船。

船舶関連の保険は超高いので、キャプティブ保険子会社会社で再保険を受けることで保険料を下げてます。

②ドミサイル

ミサイルじゃないよ。『ド』ミサイルです。キャプティブ保険子会社の設立候補地のことです。一番多いのはバミューダ、次にハワイです。なぜなら設立にかかる規制がすくないから。

キャプティブ保険子会社とはいえ保険会社ですので、例えば日本で設立しようとするとかなりハードルが高いです。金融庁からの免許を取得する必要があるのですが、まず無理です。そして資本金もすごいたくさん必要。バミューダやハワイはこの点のハードルが低いので、比較的簡単に設立できます。そして法人税も安い。

そのためバミューダやハワイにはキャプティブ会社がたくさんあります。

つづく

※次回はお客さんからキャプティブ会社設立相談を受けた時のエピソードを述べます。

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