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グローバルプログラム(GP)② つづき

前回の続きです。

前回説明した通り、GPってのはグローバルな企業向けの保険プログラムのことで、全世界の各子会社を対象に一括して保険をかけることを言います。そのため1つのGPあたりの補償額は莫大になり、その分保険料(売上)も莫大になります。

今回は僕が実際にGP組成に携わった時の思い出話をします。

お客さんからGPの要望

僕が法人営業部門に所属していたとき、取引先のお客さんが『保険料安くなんないかなー、うちグローバル企業だから一括することで団体割引みたいのできないの?』と言われました。そこで僕は『グローバルプログラムってのがありまして…』と簡単に説明したら、すごく食いつきがよく『前向きに検討したい。』とのこと。後日資料をもって詳しく内容を説明することになりました。

前回述べたとおり、GPってのは組成できる保険商品が限られてて、一般的なのは賠償保険です。企業総合賠償責任保険(Comprehensive General Liability 通称CGL)ってやつ。

このお客さんも、まずは各子会社が個別加入しているCGLをGP化にすることにしました。具体的には補償金額上限を50億、免責を各国3億円にしました。言い換えると各子会社が50億円の補償金額を共同で使用する(免責3億円)ってこと。

んで実際にやってみると事務手続きがまぁ大変。。まず各子会社がそれぞれ自由に加入しているCGLを、一斉のタイミングで内容変更してもらいます。上限3億円に。お客さんは全世界に数十か所の拠点があるので、指示を出すのが大変だった。。

再保険手配

あと前回も書いたけど、再保険手配が地獄でした。50億円の損害なんて1社じゃとても受けられないので、再保険先を探します。んで僕は某再保険会社と交渉していたんだけど、いろいろと情報提供を要求してきて大変だった。『ごちゃごちゃうっせーな。いいから引き受けてくれよ。』と言いたかったけど、そこはぐっと我慢して要求にこたえます。

んで最終的に提示された再保険料がめちゃくちゃに高くて、そこからは大喧嘩。僕の上司が再保険会社に怒鳴りこみにいったからね。外資系の会社だったから相手は外人だったんだけど、上司は英語でブチ切れてた。あまりの剣幕に先方も「オーケーオーケー、カームダウン」って焦ってたのが印象的でした。

余談ですが、当時の僕の上司はほんと怖い人で、僕もよく怒られてましたが、相手先にも同様にブチ切れる人(言うべきことははっきり言う人)でした。頼もしかったです。

契約締結

なんとか再保険手配もおわり、ようやく契約締結できそうな段階へ。

しかしほっとしていたのもつかの間、今度は情報を聞きつけた競合他社(メガ損保)がお客さんに対し「うちならもっと安くGPを組成できます!」と猛アプローチ。確かに僕らの出した見積はちょっと高かったんですよね。。ここまで来て他社に取られるわけにはいかない!

というわけで、ここはお客さんへ接待攻撃。銀座の街を連れまわし、土日はゴルフへ行き、最終的になんとか僕の会社で締結してもらいましたとさ。

僕の文章力が無くてイマイチ大変さが伝わらなかったと思いますが、ほんと大変でしたよ。もう二度とやりたくないです。

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