三井住友海上がおもしろい取り組みを画策しています↓

課長への昇格条件に出向(もしくは副業)の経験を課すようです。
出向ねぇ…。
わたくしは出向経験がないのですが、一回くらい経験してみたいなぁとは思います。…が、条件にするのはねぇ…。相当な数を出向させることになりますが、いいのかな。
というわけで、今回は損保会社の出向についてわたくしの意見を述べます。独断と偏見満載です。
損保社員の出向先
損保の出向先として多いのは以下のとおりですね。
グループ会社
これが一番多いと思う。東京海上だったら、東京海上日動システムズやイーデザイン損保…など。
代理店
次に多いのはこれ。保険代理店への出向。リテール代理店(街の保険屋さん)や、大規模代理店(企業系)、自動車ディーラーなどがあります。
代理店の営業マンとしてひたすら飛び込みしてる人もいれば、保険担当マネージャーとして管理職をするケースもあります。
その他
その他としてあるのは、重要取引先に出向することはありますね。例えば地銀、メガバンク、総合商社、電機メーカー、、など。そこの保険部門に所属し、出向先企業の保険手配サポートなどをします。他にも保険とは全く関係の無い業界に出向することもある。
出向のメリット
昔は出向=左遷っていうイメージがあったと思うんですけど、最近はそんなことないと思います。個人的には出向は非常に良い機会だと思うんですよね。
出向者本人のメリット
わたくしの思う出向のメリットは『損保に所属しながら転職気分を味わえること』だと思います。損保には損保の企業文化、常識があり、他社(出向先)には他社のそれがあります。そのため、出向することで、損保で働くことの良いところも悪いところも見えてくると思うんですよね。
僕は損保でしか働いたことがないので、損保の常識(景気が良くても悪くても給料は変わらない、年功序列、長時間残業が普通、全国転勤があたりまえ、、など)に慣れきってます。そのため自社の良いところや悪いところがよくわかりません。一度他社から客観的に見てみたいなぁと思います。
損保会社にとって出向のメリット
会社にとっても出向はメリットはたくさんあります。取引先に自社の社員を送り込むので、その分取引は増えます。大企業だと、年間数十億円の取引をしていますので、1%が増えるだけでも相当大きい。
そして、出向者の給料は損保と出向先で折半されるはずなので、損保としては人件費も下げつつ取引量増加が期待できるという超メリットがあります。
三井住友海上が社員に出向を促すのは、会社側のメリットも考えてのことだと思います。
わたくしも出向してみたいです。
僕も出向を経験してみたいな。ITスタートアップ企業とかおもしろそうだな。
転職で行くのはリスクが大きいけど、出向なら数年間だけですからね。損保の給料も補償されているし。
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