前回からのつづきです。

仲良くしていたお客さんに、貨物保険更新の際にいきなり保険料のビッドを言い渡されてたのでした。。
3.もしビッドに負けたら…
もしビッドに負けるとどうなるかというと、まず上司やさらにその上の上司に死ぬほど詰められます。。これがほんと地獄。
具体的に言うと「振り返りシート」という名の反省文を書かされます。。そしてこのシート作成がキツイ。
なぜビッドに持ち込まれてしまったのか、どうすれば無事更新できていたのか、兆候はあったのか、、、、などなど詳細に記載しなくてはいけません。
んで、このシートを書いた後に上司に提出し、事細かく詰められます。無事上司の承認をえたら更に上の上司へ持っていき、再度ボコボコに詰められます。
上司の上司から承認を得たら無事終了。
4.本社 VS ぼく
僕としてはこの反省シートだけは絶対に書きたくない!!そのためにはビッドで負けるわけにはいかない!
早速本社に電話し、必死に訴えます。
僕「保険料死ぬほどやすくして!相手は東証一部上場企業だよ!この契約幹事取られたらやばいよ!助けて><!!」
本社「は?しらんがな。保険料はちゃんと計算して算出しますよ。事故防止の努力してんなら少しは安くできるけど?」
僕「いろいろと防止努力してるよ!」
本社「じゃあすこーしやすくできるぞ。」
僕「えーこれだけ!!><」
とまぁこんな感じで相手にしてもらえないわけです。僕のようなペーペーでは。そこで上司から交渉してもらうことにしました。
上司「てめーこんな金額で勝てるわけねーだろ。この契約落ちたら責任取れんのか?もっと努力しろダホ!」
本社「は?てめーの営業努力不足を棚にあげて何言ってんだ。」
上司「なんだと!いまからそっちいくから待ってろコノヤロー!」
とまぁこんな感じで上司が交渉してくれそれなりの保険料が出てきました。
5.勝負!!
説明資料を徹夜で作って、発表日を迎えました。
保険料をできる限り抑えたこと、そして事故防止のリスクコンサルサービスについて丁寧にプレゼンしました。その結果、お客さんからはスタンディングオベーションでした!
担当者さんから「さすが〇〇さん(僕)。素晴らしい提案をありがとう!」との言葉をいただき、これは勝ったかな??と思いました。
んで、後日その担当者から結果報告の電話がきました。
結果は、、なんと「負け」。他社に決めたとのこと。
「おいおい、、嘘だろ、、あの誉め言葉はなんだったんや、、。」冷や汗が出ると同時に、反省シートのことが頭をよぎります。
つづきます。
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