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損保の海外駐在員になるために(アジア域)

先日、後輩社員から『いつか海外駐在員になりたいんですけど、どうしたらいいですかね。先輩はどうやったらなれたんですか?』と聞かれました。僕は以前シンガポールに駐在したことがありますが、海外駐在は損保の中でも人気の職種でして、ライバルもおおく、そう簡単にはなれません。特にシンガポールは大人気でしたね。

さて、今回はわたしくの独断と偏見で(損保で)海外駐在を目指す人向けにアドバイスをします。

注:アジア域を前提に話をしています。欧米は同じ海外でも全然違うので、またの機会に…。

損保の海外駐在員を目指すために知っておくべきこと

殆どが営業社員

標題のとおりなんですけど、損保の海外駐在は殆どが営業社員です。現地にいる日系企業に保険を売ってます。企業火災保険、賠償責任保険、任意労災保険、従業員団体医療保険、、など。

そのため、(日本で)法人営業の経験者が海外駐在に選ばれやすいです。僕もシンガポールにいくまえは法人営業部門に所属していました。

損害査定は現地の方に任せがち

海外では損害査定部門の日本人はあまりいないですね。いなくはないんですけど、数が少ない。駐在員ではなく、現地の方(現地国籍の人や現地採用の日本人)に任せているケースが多いかな。

いたとしても駐在員が担当するのは日系大手企業の支払い担当のケースが多い。保険種目でいうと、企業火災保険の支払い担当です。

そのため、企業系火災保険の損害査定経験があるひとならチャンスはあると思います。

日本と同じ雰囲気の職場です

日本人は日本人同士が集結したフロアで働きます。そのため、社内で使われる言葉は日本語です。英語を一言も発さない日もあり、海外で働いていることを忘れます。

(現在所属している部門別)海外駐在員になるためにはどうしたらよいかのアドバイス

さて、現在国内で働いている損保社員の方々へ、僭越ながら海外駐在に向けたアドバイスをしてみます。

現在法人営業部門に入る人

相当有利です。今の業務経験がそのまま海外で活かせますよ。常日頃から上司へ海外駐在を目指していることを積極アピールすれば、そのうち行けるんではないかな。

現在リテール営業をしている人

そこそこ有利ですが、法人営業部門の人には負けます。差別化するためにTOEICを超がんばってください。700点程度では弱い。最低でも800点、、、900点以上とれれば良いアピール材料になるかと思います。海外駐在員でもTOEIC850点以上の人は殆どいないと思う。

現在自動車ディーラー営業、自動車損害査定部門の人

残念ながらかなり不利です。海外では自動車保険をはじめとしたリテール系の保険は現地の方に任せるケースが大半です。おそらくいきなり海外駐在は無理なので、一旦国内で別職種を目指した方が良い。

自動車ディーラー営業 → 法人営業 、 自動車損害査定 → 火災損害査定

急がば回れです。

取っておくと有利になる資格

英語はもちろんなんですけど、現地の言葉をしゃべれる人は強いと思います。特にタイやインドネシアは損保市場が大きく重要なマーケットなんですけど、英語が公用語ではないので、現地語が話せる人は重宝されます。あと中国語もいいですね。

余談

海外駐在はエリートしか行けないと思われがちですが、そんなことはないです。一般的な人事考課をとれていれば十分だと思う。国内で優秀な成績をおさめたといっても、海外でも通用するのは別問題です。

日本で優秀と言われた人が、シンガポールで全く通用しなかったケースを何人も見てきましたよ。

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