損保の海外駐在は基本的に日系企業向けに保険営業を担当しますので、日本人と会話することが多いです。とはいえ、現地スタッフと会話することも多々ありますのでその時は英語になります。
僕の駐在していた地域は東南アジア(シンガポール)でしたが、発音が独特で苦労しました。
例えば「take」。我々はテイクと発音しますが、マレーシアやシンガポールでは「ティック」と発音する人が多くて、混乱しました。「can」も「カンッ」って発音する人多かったな。あと、語尾に「lah(ラ)」を付けます。例えばオーケーを「Okay-lah」と言います。カタカナで書くと「オケラッ」って感じ。はじめは「おけら??どういう意味?」と混乱してました。半年もすればなれますが。ちなみに現地スタッフから「あなたの話す英語はジャパニーズイングリッシュだね」と言われてました。
海外駐在員に求められる英語力
損保が海外進出に積極的なのは最近10年間くらいなので、まだまだ英語ができる社員は少ないです。そのため、私はTOEIC650 点くらいしかなかったけど海外駐在員に選ばれました。
ただ、650点じゃ話になりません。600点代だと単独で出張すらできないレベルなので、死ぬ気でTOEICの勉強を開始。半年後には900点オーバーまで持っていき、なんとか会話できるくらいになりました。※TOEICの勉強法については後日ブログにしたいと思います。
僕はいくつかの日系企業を担当していました。具体的な業務は保険契約の締結(新規、更新など)でしたが、はじめは先方も日本人が出てくるものの、詳細手続きになると現地スタッフにバトンタッチします。ここから完全に英語になり、きちんと会話できないとまずいです。何か手違いがあると後で大トラブルになりますからね。
もしいつかは海外で働きたいと思われている方がいましたら、TOEICは800点台後半以上は取っておきましょう。
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