過去、新卒採用の面接官を担当したことがありますので、その話をします。
1.面接官のお仕事
損保業界は学生から人気があるので、応募者数がすごい数になります。
あまりの多さで人事部だけでは裁ききれないため、我々社員も面接に駆り出されます。
僕が面接していたときは一次面接で、7,8人の学生と会いました。
ちなみに合格者はそのなかで2~3名以内とするよう言われます。
そして面接時間は一人20分程度。自己紹介と学生時代に頑張ってきたことを聞いたら終わります。
2.学生のどこを何を見るか
ぶっちゃけますとフィーリングです。面接時間が短すぎるのと、こちらも面接の素人なので、フィーリングで選ばざるをえません。
この方となら一緒に働ける未来が想像できるか…で選びます。ちなみに、学歴では見ません。面接前のMTGでも、「学歴だけで選ぶことはしないでください」と言われます。
学歴よくても全く仕事できない人はたくさんいますからね。
3.緊張は大敵
時々極端に緊張している人がいます。緊張しすぎて会話が成り立たないことも。
申し訳ないですが、そのような方はまず落ちます。こちらも数名しか2次面接にあげられないので、、。
緊張がほぐれれば、その人の良さが出てくるのかもしれませんが、20分の面接時間ではそこまで探る余裕もありません。
緊張をほぐすために、最初必ず聞かれる自己紹介と学生時代に頑張ったことはすらすらこたえられるようにしましょう。
はじめがうまくいくと緊張しなくなりますよ。
4.最後の質問が超大切
面接終わりに、何か言い残したことや質問はありますかと聞きます。
ここで学生の差別化がされます。よく考えている学生だと、ここで深い質問をしてきます。印象に残っている質問をあげると、、
『なぜいまだネット自動車保険のシェアは低いのか』
『自動車の事故防止機能が充実してくると、保険料は安くなっていく。つまり保険会社の収益が圧迫されることにつながるのではないかと思うが、その点いかがか』
こういった質問をしてきた学生は、よく勉強しているなーと思いました。
結論
つまり、一次面接は僕のような面接素人の社員が駆り出されています(これは他社、他業界も一緒かと)。
その場合、みんなフィーリングで選んできますので、たとえ落とされたとしても「この人とは合わなかったんだな」と思って切り替えていきましょう。
あと、最後の質問タイムをうまく活用し、差別化をはかりましょう!

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