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損保ジャパンの不払いニュースについて

損保ジャパンが世間を騒がせていますね。

※参考ニュース記事

損保ジャパン、自動車保険で支払い漏れ 1100件程度(時事通信) - Yahoo!ニュース
 損害保険ジャパンは26日、一部の自動車保険で保険金の支払い漏れがあったと発表した。車両同士の事故なら自己負担額を補償する特約付きの保険で、保険金を支払う際に誤って自己負担分を差し引いていた。同社は

損害保険ジャパンは26日、一部の自動車保険で保険金の支払い漏れがあったと発表した。車両同士の事故なら自己負担額を補償する特約付きの保険で、保険金を支払う際に誤って自己負担分を差し引いていた。同社は2013年度以降、同様のケースが1100件程度あると想定しており、追加支払額は約5500万円に上る可能性がある。  同社によると、今年2月、顧客からの問い合わせで支払い漏れが発覚。その後調査したところ、20年4~12月までの間、72件の支払いに誤りがあった。担当者が特約の内容を確認していなかったためで、今後、顧客データが残っている13年度までさかのぼって調査する。 

この記事について、現役損保マンであるわたくしがコメントしてみます。

所感

損保ジャパンやっちゃいましたね。これはいわゆる『支払い漏れ』です。特約で支払うべき保険金を、担当者の失念により漏れてしまったものです。

車両保険(事故を起こした時に自分の車両修理代を補償する保険)では、免責金額を自由にセットできます。その際に、車対物の事故(例:電柱にぶつけた事故)は免責5万円を設定するけど、車対車の事故は免責を0円にするという特約があります。今回の問題はこの特約をセットした客に、車対車の事故なのに免責金額5万円を適用してしまったことです。

個人的には自動車損害サービスの人には同情します。毎日猛烈に忙しくて、精神的にも追い詰められていてますからね。そして特約も何十種類もあるからミス(支払い漏れ)も発生します。

私に言わせると、これはシステムで防ぐべきミスだったと思います。損保ジャパンはインシュアテック(Insurtech)にお金をかけてますが、そのまえにこういったミスを防ぐよう、システム制御に資金を投入しないとねえ。。

対人賠償や対物賠償では『支払い漏れ』が発生しない

ニュースのコメント欄で『損保ジャパンに契約している車にぶつけられたけど、支払いが厳しかった!これも支払い漏れだ』といったコメントをみかけたんだけど、それは対物賠償保険だから、今回の支払い漏れとは話が違うよ。

何が言いたいのかというと、対人賠償や対物賠償というのは契約書や約款で何を支払うかは明記されていません。事故があった際に賠償金を支払う…程度のことしか書いてない。そのため支払い漏れという概念がない。

一方、車両保険や人身傷害保険はどういう時にいくら支払うか、どういうときに免責金が発生するかを約款や契約書で明記してますので、それを支払わなければ今回のような支払い漏れが発生します。

説明が難しいですが理解できましたかね。。

一刻も早くシステムを改修すべき。もしくはこんな特約やめちゃえ。

この程度のミスならシステムでいくらでもブロックできそうな気がするんだけどなぁ。

もしくは契約している本人すら支払い漏れに気が付かないレベルの特約であれば、こんなの無くしちゃえばいいのになと思います。

コメント

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