わたくし、今週は夏季休暇を取得しています。といっても緊急事態宣言のせいで出かけられないので家に籠ってます。
社会人になって十数年が経ち何度も夏季休暇を経験してきましたが、今回ほど外出しない夏季休暇は初めてですね。去年はGOTOトラベルで外出してましたし。
コロナ前は毎年必ず沖縄へ行ってたんだけどな。。『アッタテラス』ていうホテルが好きでね。↓↓
16歳以下は宿泊できないホテルなので、静かで落ち着くんですよ。今年は子供が生まれたので当分行けないですが。
夏季休暇の思い出話…(暗い話です)
というわけで、今回は私にとって印象深い夏季休暇の思い出話をします。思い出話…というか交通事故の話です。
遡ること十数年前…当時わたくしは損害サービス部門に所属していました。夏休みは友達とあちこちドライブして楽しい休暇を過ごしたのを覚えています。
んで夏季休暇最終日、帰り道の国道で大渋滞に差し掛かりました。どうやら事故があったらしい。車線規制されてたんだけど、事故現場の横を通ると救急車や警察車両が沢山来ていて物々しい雰囲気……ただならぬ状況を感じました。血の海もあったし…。
そして、僕はなんか嫌な予感を感じました…『明日、事故報告はいってるんじゃないか…』と。
損害サービスの仕事している人ならわかってくれると思うんですけど、事故現場にとおりかかると『うちに事故報告入るんじゃないか』って思うんですよね。
そして次の日出社すると、机の上に1枚のFAXが…昨日見かけた事故の報告書でした……。思ってた通りになってしまった・・。
事故報告書に書いてあったことは
・加害者(自動車保険の契約者)は家族とドライブ中のお父さん。
・被害者は20代の女子大生。原付に乗っていた。
・事故形態はドライブ中のお父さんが車線変更した際に原付と接触。原付はそのまま転倒。
・被害者は頭を強く打ち、救急搬送されるも死亡。。ヘルメットはかぶっていたが、転倒の際に脱げてしまった模様
…若い方の死亡事故…夏季休暇明けからエグイ事故が入った。。
僕、死亡事故が苦手なんで、できればやりたくない…。なぜかというと被害者遺族が可哀そうで、みてられないんですよね。被害者遺族に泣かれるとこっちも泣きそうになっちゃう。感情移入しやすいのかな…。
問い急ぎご遺族に面談を申し入れて訪問してきたんですが、案の定ご両親が大泣きでした。。『原付なんか買ってあげなければよかった』『ヘルメットもフルフェイスのものを付けさせればよかった』とのこと。
まずはお線香をあげさせてもらうと、遺影が目に入ったんですけど、すごく美人。どうやら多少芸能の仕事もしていたそうです。このまま生きていれば充実した人生がまっていたろうになぁ…かわいそうに…。
とりあえず今後の流れを説明して、その場をあとにしました。
その足で加害者の自宅へいくと、みんな意気消沈してしました。奥さんは泣いてたし。。
交通死亡事故は双方にとって不幸だなぁと思った一日でした。
つづく…。
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