梅雨前線の停滞により大雨が続いてます。特に九州地域。
河川の氾濫により、家や車が流されているケースが多く、死亡・行方不明者も発生しています。こういった災害が起きた場合、保険会社では災害対策室を作り、保険金の速やかな支払いに努めます。
1.災害対策室の出来上がりまで
大規模が災害があると、その災害があった地域+最寄りの大都市に災害対策室を作ります。
今回でいうと熊本市と福岡市に存在する支社に災害対策室が立ち上がります。あと、本社(東京)にも立ち上がるかな。
基本的に東京で事故受け付けしますが、損害発生地域に在住している方々には保険会社側からTELをすることもあります。
事故受付が完了後、現場の対策室にいる社員が実際に損害現場を見て調査します。その後すぐ保険金を支払う…という流れです。
尚、現場の対策室には、全国の社員が交代制で支援に行きます。
2.コロナの問題
ただ、上記やり方は『いままでの』やり方です。というのも、昨今のコロナの状況下で、全国各地から移動して対策室に集まるというやり方が難しくなっています。
そのため現在各損保は頭をひねっている状況です。天候がひと段落したら一気に保険請求が始まるので、それまでにはやり方を考えなくてはいけません。
僕の予想ですが、今までのように『損害現場を実際に目で見る』という確認方法はなくなるんだろうなぁと思います。人手が必要になり、アフターコロナの状況とマッチしませんからね。
いずれにせよ、早くこの損害が落ち着くことを祈ります。

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