メガ損保は積極的にアジア進出をしていますが、それにくらべると生保は苦戦しているなぁと思います(私見です)。
苦戦理由その1:保険料払えるほどの余裕がない
とにかくみんなお金がないので、死んだ時のことなんて考えてられないのです。東南アジアの中では先進国とみられるタイやマレーシアでも、月収7~8万円くらいですからね。田舎に行けばその3分の1以下になりますからね。
苦戦理由その2:貯金の文化がない
みんな貯金なんてしません。東南アジアすべての国に出張し、たくさんの現地スタッフと話しましたが、貯金してる人は一人もいなかったです。それなりの役職者ですら「なんで貯金なんてするの?なんの意味があるの?」という感じでしたからね。。もしものためにお金をためておくという考えがそもそもないので、みんな生保には入りません。
特にフィリピンのスタッフに至ってはみんな借金持ちだったなぁ。。
苦戦理由その3:政府の後押しもない
自動車保険は、政府から必ず加入するよう規制されており、違反すると罰則があります。これはどんな貧困国でも規制されてました。一方、医療保険や生命保険の加入を政府が促している国はなかったですね。
代表的な理由はこれくらいでしょうか。欧米のように経済が成長してくれば、「もしもの時の備え」の大切さも芽生えてくるんでしょう。

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