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自動車保険について思うこと①

保険コラム

どの損保会社にとっても、自動車保険は主力商品です。大手損保だと自動車保険の売り上げが全体の5割以上を占めます。損保ジャパンやあいおいニッセイ同和は6割以上かな。またネット系損保だと9割以上となります。

そんな自動車保険の今後について、現役損保社員の目線から意見を述べます。

.商品の特徴

①薄利多売

自動車保険は薄利多売商品です。自動車保険1契約あたりの保険料は、平均すると6~7万円と言われています。一方、法人向けの保険商品、たとえば企業総合賠償責任保険だと、数百万円は下りませんからね。

一方、自動車の販売台数は頭打ちで、今後自動運転が広まれば自動車保険の必要性はどんどん下がっていくでしょう。つまり、自動車保険の過当競争がすすんでいきます。

そうなると、ネット系損保の中でも弱小のところは危ないだろうなぁと思います。統廃合が進むかと。

②単価

自動車保険の保険料は、事故が無ければ安くなります。つまり、自動車の安全装置が進化し、事故が減れば減るほど単価が安くなります。つまり保険会社の収入は減ります。

事故があればその分出ていくお金も増えますが、事故が無くても収入は減るんですね。そのため、いかに新規を増やしていくか、もしくは補償を手厚くして、保険料単価を増やすかが大事です。

たまに「こんな手厚い補償内容にする必要あったのかな…」と思う保険契約を見かけます…。

③コスト

自動車保険の販売、および支払いにかかる人件費、職場の家賃…等は莫大になります。

これが各損保にとって悩みの種で、いかにしてコストを下げるかが重要課題です。大手損保では、総合職の数を減らして一般職に置き換えることでコストダウンをしたり、事務所を統廃合するなど工夫を凝らしています。

また、システムにかかるコストも莫大です。システム開発、保守に年間数億以上支払ってますからね。

④比較サイト

今は自動車保険の比較サイトが多数存在します。↓こんなやつ。

安い保険料に入りたい方には非常に便利なシステムなんですが、これがネット系損保にとって悩みの種となっています。

ネット系損保に入る人は『補償内容や事故対応よりも保険料の安さを重視している人が多い』と言われています。そのため比較サイトで、上位に登場できないとお客様に加入してもらえません。

そのため現在過当な値下げ合戦になっていると言われています。

今、ネット系損保で利益が出せているのはソニー損保くらいでしょう。その他の会社は軒並み大赤字です(利益が出せていても雀の涙程度)。いつ潰れてもおかしくない企業がたくさんあります。。

ソニー損保が利益を出せているのは、何か特別なことをしているわけではなくて、単にソニー系企業の社員が大勢加入してくれているというアドバンテージがあるからと言われています。

長くなりましたので、今日はここまで。

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