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駐在員と現地採用①

損保社員の海外駐在

僕は数年前までシンガポールに駐在してましたが、シンガポールの企業に採用されている日本人(いわゆる「現地採用」と呼ばれる人)をたくさん見てきました。

駐在員とは

そもそも駐在員とは何かというと、一言でいえば「日本企業に勤務し、会社の人事命令により海外勤務をさせられている人」です。そのためいろんな補助がありました。代表的なものを紹介します。

①住宅補助

僕は単身だったのでちょっと狭いコンドミニアムところにすんでいました(といっても50平米くらいあるけど)。家賃は月40万円弱。これを自己負担2万円以下で住ませてもらってました。プール、ジム完備、場所も中心地にあったので生活しやすかったです。なお家族帯同できている人は家賃60万円くらいのコンドに住んでいました。シンガポールはとにかく家賃が高いです。

②駐在員手当

海外駐在員になると、日本でもらっている給料に物価係数というものが掛かります。海外で日本と同様の生活(日本食を食べる)をした場合の係数がかかります。シンガポールの場合は大体1.3倍くらいされた。

③危険地手当

生活が困難な地域に駐在しているともらえる手当。インドとかだとこれだけで何十万ももらえる。僕はシンガポールなので一切もらえなかった。危険地じゃないからね。

④年数回の帰国費用

年数回日本への帰国費用がでます。僕は自己負担を追加してビジネスクラスで帰ってました。シンガポールと日本って結構遠いので。

⑤(通勤用の)車と運転手手配

殆どの国ではドライバー付きの車が手配されます。…が、シンガポールはダメでした。バスや電車網が発達してるからね。このドライバーは通勤だけの契約ですが、チップを払うと休日もいろんなところに連れてってくれます。インド出張したときは休日にタージマハルに連れてってもらいました。

⑥医療費補助

会社が駐在員保険をかけてくれているので、医療費に困ることはありませんでした。まぁそもそも病気にはなりませんでしたが。

こんな感じでとにかくメリットの多いです。月の給料は日本にいるときより30万円くらい増えたな。30万円あれば贅沢しなければ余裕で生活できますからね。僕は自宅近くのホーカーという屋台街を使ったり自炊してたので、お金がかなりたまりました。

現地採用とは

現地採用とは、その名のとおりシンガポール現地企業に採用されることです。労働条件などすべて現地企業のものとなります。僕の会社だとシンガポール現地法人に直接採用される=現地採用です。

シンガポールには現地採用社員(日本人)が多数います。身近なところだと、僕の行きつけの飲み屋(シンガポールの串カツ田中)には現地採用の方がたくさんいました。

現地採用となると上記の駐在員メリットが一切ありません。家も医療費も年金も何もかも月の給料で、自分でやらなくてはいけません。その代わり、駐在員のように急な転勤もなく、好きな国で働けるというのは大きなメリットだと思います。

仕事内容ですが、僕の会社では我々駐在員のサポートをしてもらっていました。資料作成、シンガポール人社員のまとめ役、営業先への同行など、色々と助けてもらいました。

現地採用の方は、自分の強い意志で来ているので、やる気に満ち溢れていますね。日本でとりあえず就職したやる気ない社員とくらべ、とにかく前向きで優秀な方が多かったです。待遇は駐在員よりかなり落ちますが、駐在員より優秀な人はたくさんいました。

続きます。


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