以前申し上げた通り、僕は4月から某国へ赴任します。いまは必死に支度中です。毎日超忙しい。
さて、今回は損保の海外駐在手当について軽く説明します。
海外駐在手当にはどんな種類があるのか
海外駐在員になると色んな手当がもらえますので、給料が激増します。手当には色んな種類がありますんで、それぞれ解説していきましょう。
※今から述べるのはあくまでメガ損保の海外駐在手当ですので、他の業界も一緒かは知りません。
海外勤務手当
まず、海外駐在員が全員もらえる海外勤務手当です。毎月の給料にプラスされます。
メガ損保だと大体20万円~30万円/月くらいもらえます。(役職が高いともっと貰えます)
ハードシップ手当
赴任地が生活困難地域の場合、ハードシップ手当がもらえます。赴任する国によって金額は変わりますので、大体0円~30万円/月くらいもらえます。
海外勤務手当とハードシップ手当だけで十分生活できるくらいの金額になるので、毎月の給料とボーナスを貯金に回すことも可能です。
ちなみに僕が赴任する国は生活環境は良いので、この手当はもらえません。
物価係数補助
海外で日本で生活していたころと同レベルの生活をするとお金がかかりますので、毎月の給料に物価係数が掛かります。計算方法は複雑なので説明を省きますが、日本でもらっていた給料は、東南アジア域の場合1.1倍くらい、北米・ヨーロッパ域だと1.3倍、その他超物価が高い地域だと1.5倍くらいになります。
ドライバー手配(or 日常生活車手配)
国によっては運転手付きの車を手配してくれます(基本的に東南アジア域)。あくまで通勤用として手配してくれるだけですが、チップを払えば土日も運転してくれます。
北米やヨーロッパ域など運転マナーの良い国だと、新車を手配してくれます(運転は自分)。
一時帰国手当
年数回、日本に帰国する費用を負担してくれます。僕はシンガポール駐在中にこの手当のおかげでANAのSFCカードを取得しました。
家賃補助
日本だったら絶対に住めないような家具付きの高級コンドミニアムを手配してもらえます。プール、ジムもついてます。僕がシンガポール駐在中に住んでたコンドはタワマンの高層階で、夜景がきれいで、素敵でした。家賃は数十万円だったと記憶していますが、僕が支払っていたのは2万円弱くらいでした。
その他色んな補助
海外駐在が決まると同時に支度にかかる費用を補助してくれたり(数十万円)、現地での医療費や養育費を補助してくれたり、いろんな費用補助があります。多すぎて書ききれない。
海外駐在員になるとメリットがいっぱい
…とまぁ、こんな感じで駐在員になると色んな金銭的メリットが得られます。なぜ国内の転勤だと大した補助もないのに、海外転勤となった瞬間にこんなに手当がもらえるのかね。
ここまでで経済的メリットはご理解いただけたかと思うんですけど、それにプラスアルファのメリットがあって、それは転職の武器になるってことですね。
常々言ってますが、ぼくはいざとなったらいいつでもすぐに転職できる状態でいることをモットーとしています。その点で鑑みると、海外駐在というのは転職市場で大きな武器になります。
僕の場合、これで海外駐在2回目だから、有利だろうなぁ(多分)
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