Insurance と Technology を掛け合わせてInsurtech(インシュアテック)という言葉が最近流行ってます。フィンテックの保険バージョンですね。今大手4損保は、このインシュアテックに力を入れてます。今日はこのテーマで話をします。
1.各社の力入れっぷりはやばい
各社とも、数年前から「インシュアテック部門」を設立し、そこに専門部隊をそろえています。とはいえ、損保は文型人間ばかりでITに詳しい方はいないので、他業界から引っ張ってきています。今、転職市場で各損保はデジタル人材をこぞって採用しています。データアナリストやPythonが扱えるひとは大人気ですよ。
あと、メガ損保3社は米国のシリコンバレーに拠点を持っていまして、現地のIT系ベンチャー企業の発掘に躍起になっています。
2.全く結果でてなくてやばい
しかし、ぜんっぜん結果が出てないのです。。これはメガ3社とも同じ状況だと思います。インシュアテック部門を新設しましたが、どこも大した結果がでていない。
一方、生保はインシュアテックで結果を出しています。住友生命の「vitality」とか。この商品は健康に生活すると様々な得点がもらえたり、保険料にも影響があるので、面白い商品ですよね。
一方、損保領域にはこういった商品はありません。
他社から引っ張ってきたデジタル人材も、すぐ辞めてしまうそうですよ。思ったのと違かったんでしょうね。あと、シリコンバレーで米国のインシュアテック企業を見つけても、日本への導入は様々なしがらみがあって困難と聞いてます。
ぶっちゃけ、各損保ともインシュアテック部はお荷物部門(お金がかかるだけで結果がでてない)との噂です。ホームページではかっこいいこと言ってますが、僕は信じていません。
そのうち、インシュアテックをつかった自動車保険とかでるのかなぁ…。

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